院長理念
医師となり研修医を経て、呼吸器内医として大学病院に勤務している時から、我が家での療養や看取りを希望しても、身近に在宅医がいないために退院出来ずにいる方に多く接してきました。臨床が好きな私は、2003年6月に、より患者さんの身近で医療を行うべく在宅訪問診療に特化した正山内科クリニックを開設しました。以来13年間、寝たきりでも「家に居たい。」と願う慢性期の難病患者様のカニュレ交換や人工呼吸器等の全身管理や「家で最期まで過ごしたい。」と望む癌末期や老衰の方の在宅看取りを、訪問看護ステーションと連携して尽力して参りました。そしてこの度、より地域に密着し、寝たきり状態にならない予防医療を行う事も大切と考え、外来診療の時間を設けました。今後は全身を診てきた在宅医療の経験と知識を生かし、身近な「かかりつけ医」「プライマリーケア医」として地域の皆様の健康維持と未病に努めて参ります。